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『君の名は。』の伏線をわかりやすく解説!時系列順に整理してみよう

※こちらの記事はプロモーションを含みます。

「君の名は。」は、2016年に公開された新海誠監督の映画です。

映像のキレイさはもちろん、「君の名は。」のストーリーにも引き込まれ何度も見返したくなるような内容の映画ですよね。

また、「言の葉の庭」に登場する高校の古典の先生・ゆきちゃん先生が登場することもファンには嬉しいサプライズですよね。

「君の名は。」では、三葉と瀧が入れ替わるという謎めいたストーリーですが、それは「結び」が大きく関係していることがわかります。

ストーリーを難しくしていることの一つに、「三葉と瀧の時間軸が違う」ということ。

それぞれの時間軸で生活している2人が出会う瞬間、出会うまでのストーリーには注目ですね。

そして、映画中にはたくさんの伏線も含まれていますので、今回は「君の名は。」の伏線について時系列順に解説していきます。

 

『君の名は。』の伏線

三葉と瀧が入れ替わった理由

三葉と瀧の入れ替わりが始まったのは、時間軸が異なります。

三葉は2013年の9月〜10月頃の高校2年生、そして瀧は2016年の9月〜10月頃の高校2年生になるので、三葉は瀧の3つ年上ということになります。

三葉と瀧が入れ替わりを始めた理由は、糸守をティアマト彗星から守るためではないでしょうか。

宮水家では代々入れ替わりが起きていたことも原因の一つですが、みんな「誰と入れ替わっていたのか」ということに関しては「夢は目覚めればいつか消える」のです。

夢の中で入れ替わっているので、いつかは忘れてしまうため入れ替わりがなくなってからは「入れ替わりしていた」という事実だけが残ります。

 

三葉と瀧の時間のズレ

先に述べていたように、三葉と瀧には時間のズレがありました。

三葉が瀧との入れ替わりに気付いてから東京の瀧に会いに行きましたが、その頃の瀧は入れ替わりする前です。

なので、瀧は三葉に会っても誰だかわかりません。

しかし、その時三葉は瀧に組紐を渡し、その組紐を大切に持っていました。

 

三葉が泣いた理由

三葉と瀧はお互いが夢の中と思っていましたが、実際に入れ替わりが起きていました。

そして、前述したように「夢は目覚めればいつかは消える」のです。

お互いに夢で入れ替わりが起きていてそして徐々に忘れていく、そのことで「大切な何かを忘れてしまっている」ということが原因ではないでしょうか。

思い出さなければいけないのに思い出せないもどかしさ、そして忘れてはいけない何か、そのことは思い出せずにいますが大切な想いは残っています。

 

組紐とムスビとは

組紐とは

絹糸や綿糸を組み上げた紐です。そして、「人と人を結ぶ」「物と物を結ぶ」など、縁を結ぶという意味が込められているそうです。

そして、「結び」についてですが、ストーリー内では三葉のおばあちゃんがこのようなセリフを言っています。

寄り集まって形を作り
捻れて絡まって
時には戻って
途切れまた繋がったり

それが組紐
それが時間
それが結び

水でも、米でも、酒でも
何かを体に入れる行いもまた結びという

体に入ったもんは魂と結びつく
だから、今日のご奉納はな、神様と人間をつなぐための大切なしきたりなんやよ

このような話をしています。

三葉と瀧には組紐の結びがあり、口噛み酒を飲んだ瀧は三葉と時空を超えて出会うことができたのではないでしょうか。

そして、糸守と三葉たちは彗星から助かることができたのです。

 

彗星災害によって起こった出来事

糸守湖は、彗星が落下したことでできた湖です。

彗星が落ちる前は、糸守の町があり三葉たちが平和に暮らしていました。

そして、彗星落下によりたくさんの命が奪われ、瀧のいる時代では彗星落下が大々的に記事になっており、亡くなった人の名前も一人一人掲載されていました。

しかし、瀧と三葉の入れ替わりが起きたことで、三葉が亡くなる時間軸とは別の時間軸が現れ、三葉と瀧は東京で出会うことになるのです。

 

『君の名は。』の総合評価&あらすじ

 

『君の名は。』の見どころ・おすすめポイントは?

キレイな映像

「君の名は。」の一番のおすすめポイントは、なんといっても美しい映像です。

空や植物・人物の色や動きを鮮やかに鮮明に映し出しているので、映像だけでも見入ってしまいますよね。

アニメーションがキレイすぎるので、登場人物の感情が伝わりやすく感情移入しやすいことも人気の理由ではないでしょうか。

 

何度も見たくなるストーリー性

「君の名は。」は、入れ替わりが起こることで2つのストーリーが同時に進行しています。

しかし、その時間軸が違うことから「ここはどうだったの?」など後から疑問に思うこともあるでしょう。

このように。何度も見たくなる・のめり込むようなストーリー性もみどころの一つです。

 

映像にマッチした音楽

新海誠監督は、

「曲を聴いた上で作りたいシーンがいくつかある」

引用:https://natalie.mu/music/news/182492

と明かしています。

通常、映画に合わせて音楽を作成することが多いのですが、「君の名は。」では静画と音楽が同時に作成されていたということがわかります。

このことから、音楽に合わせて映像を展開させていくなど、映像と音楽が融合されていること・映像と音楽の掛け合いなどもみどころです。

 

『君の名は。』のみんなの評判は?

 

 

 

『君の名は。』の伏線まとめ

「君の名は。」の伏線についてご紹介しました。

「君の名は。」は見れば見るほど奥が深い映画ですよね。

何度も見ているとまた新しい発見があり、さらにハマってしまいます。

「内容を忘れてしまった」という方は、ぜひもう一度見返してみてくださいね!

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