髪の美しさを保つためには、ドライヤーの選択が重要なポイントになります。
どんなものでも寿命がありますが、古いものでも長く使えるものはたくさんあります。
「古い=悪い」ということではなく、髪の乾かし方・ドライヤーの性能を確認することが大切です。
しかし、いろいろな家電製品を見てもわかるように、新しいドライヤーは性能も良く髪の負担も少ないものが多いです。
5年以上前のドライヤーをお使いの場合は、新しいドライヤーに買い換えることも検討してみてください。
こんな方におすすめ
- 古いドライヤーを使っている人
- ドライヤーを買い替えたい人
- 髪が傷んでいる人
本記事では、古いドライヤーが髪に与える影響と、正しい乾かし方・ドライヤーの選び方について解説します。
Contents
古いドライヤーは髪に悪い?
結論からお伝えすると、「古いドライヤーは髪に悪い」ということではありません。
しかし、古いドライヤーは風量が弱かったり、温度が低かったりするので、髪が乾きにくいと思います。
まずは、古いドライヤーの注意点や髪に与える影響について見ていきましょう。
古いドライヤーの注意点
古いドライヤーでも高性能なものは、今でも十分に使えるものもたくさんあります。
しかし、性能を比較してみると温度や風量・重さに違いがあることがわかります。
今回は、パナソニックのナノケアドライヤーで比較をしましたのでご覧ください。
発売年 | 性能 | 風量 | 温度 | 重さ |
2006年 | ナノイーイオンチャージ | 1.55㎡/分 | 120° | 605g |
2011年 |
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1.3㎡/分 |
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585g |
2014年 |
|
1.3㎡/分 |
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585g |
2021年 |
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1.5㎡/分 |
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595g |
比較してわかるように、重さ・風量・性能など全てにおいてスペックが上がっています。
特に、毎日使うドライヤーだからこそ重さは重要なポイントではないでしょうか。
毎日使うドライヤーが重いものではしんどいですよね。
また、真夏のドライヤーも避けたいポイントです。
しかし、最近のドライヤーは風量や温度が細かく調整できるものが増えています。
インテリジェント温風とは:室温に合わせてドライヤーが自動で温度を調節してくれること。
室温20°の時にはドライヤーは約110°に設定され、室温30°の時にはドライヤーは60°に自動で設定されます。
真夏のドライヤーや子供の髪を乾かす際には、ドライヤーの温度がかなり重要になると思います。
子供は熱いとドライヤーを嫌がってしまい、大人でも真夏のドライヤーは汗をかくのでかけたくないですよね。
そういった悩みを解決してくれるのが、最近の高性能なドライヤーです。
古いドライヤーが髪に及ぼす影響とは
このように感じる方もいますよね。
ドライヤーは乾かせればどれでもOKですが、髪にかかる負担を考えるとやはり古いドライヤーよりも新しいドライヤーの方が髪の毛に負担がかかりません。
それぞれの性能をもとに髪に及ぼす影響を比較してみます。
古いドライヤー
- 髪を乾かすまでに時間がかかる
- 熱が強くダメージが残る
- 乾かし方で仕上がりが変わる
- 真夏は汗をかいてしまう
新しいモデルのドライヤー
- 温風がちょうどいい
- 軽い
- 機能がたくさんついている
- 頭皮にもいい
古いドライヤーは、温度調整などシンプルな作りなものが多いです。
「ドライヤーをしているのに髪の毛が傷む」と感じている方は、ドライヤーの乾かし方ではなくドライヤー自体を変えてみるのも一つの方法ではないでしょうか。
また、ドライヤー中に汗をかいてしまうと、頭皮のムレやニオイの原因にもなりますので注意です。
ドライヤーの正しい選び方
画像引用:楽天
ドライヤーはメーカーだけでもたくさんあり、どれがいいのか迷ってしまいますよね。
値段も安いものから効果なものまでピンキリ。
高いものはもちろん性能も良いのですが、予算内でいいドライヤーを選ぶなら以下のポイントを押さえておきましょう。
ココがポイント
- 風量
- 重さ
- 価格
- スペック
こちらの選ぶポイントについて詳しくみていきましょう。
風量をチェック
髪の毛を乾かすのに最も重要な風量は必ず確認しましょう。
ドライヤーの風量が強いと言われる数値は1.4㎡/分以上とされています。
こちらの数値は最大風量なので、ドライヤーによっては風量の段階が3段階や5段階と選べるものも多くあります。
風量を確認する際は、この最大風量を確認することが大切です。
最近のドライヤーは、風量が少なくても速乾性がある機能を持ったドライヤーも販売されています。
髪の毛の長さや毛量などをみて、最適なドライヤーを選びましょう。
ちなみにダイソンのドライヤーは、風量2.4㎡/分なのでかなり強いです。
重さ
ドライヤーは毎日使うものなので、重さに関してはとても重要です。
ドライヤーが重いとドライヤーを使うこと自体が億劫になり、髪をしっかりと乾かし切らずに終わりにしてしまう可能性もあります。
髪は半乾き状態が最も傷む原因になるので、ストレスにならない重さのドライヤーを選びましょう。
特に、女性や子供が使う場合は、できるだけ小型のドライヤーや軽量化されたドライヤーを選ぶことを意識してください。
価格
ドライヤーの価格はピンキリですよね。
リーズナブルなものから数万円するドライヤーも販売されています。
価格帯の違いは、スペックや大きさ・風量などの違いがあるため、用途や予算に合わせて選びましょう。
価格の目安
- 5,000円前後:家庭用として最低限のスペックが搭載されている
- 10,000円前後:風量やスペックなど多機能なドライヤー
- 20,000円以上:プロも絶賛するような高性能ドライヤー
自宅で使用するなら、5,000円〜10,000円程度のドライヤーで十分高性能です。
ケアヘアに気をつけている方や、仕事で使いたい方は使いやすさや機能面を確認し高性能ドライヤーを選ぶことがおすすめです。
スペック
ドライヤーのスペックについては、比較表でもわかるようにマイナスイオンやスカルプモードなど、様々な機能がついています。
普段使用する際に、どんな悩みがあるのか・こうだったらいいなということを考えならが自分にあったドライヤーを選びましょう。
現在販売されているドライヤーでおすすめの機能はこちらです。
おすすめスペック
- 静音
- 速乾性能
- マイナスイオン
「ドライヤーはうるさい」というイメージがありますが、最近のドライヤーは静音のものもあります。
また、速乾性能が搭載されたドライヤーは風量が強く、より早く乾かせてキレイに仕上がります。
プロが仕上げたようなヘアスタイルを自宅で簡単にマネることができるので、ドライヤー選びの際は確認してみてください。
古いドライヤーは髪に悪いわけではない!しかし、スペックを確認することが大切
髪をきちんと乾かしているのにキレイにまとまらない・上手くセットできないという方は、ドライヤーのスペックを確認してみましょう。
古いドライヤーよりも新しいドライヤーの方が、髪にいいスペックがたくさん搭載されています。
他の家電でもわかるように、新しいものは高性能ですよね。
しかし、価格が高いものが良いということではありません。
用途にあった性能を持つドライヤーであれば、髪の乾かしたりセットをする際に十分です。
オーバースペックなドライヤーを選ぶよりも、普段の生活で使いやすいドライヤーを選ぶことが大切です。