すずめの戸締りの考察・見どころ・おすすめポイントまとめ！

すずめの戸締りの考察・見どころについてご紹介します。

すずめの戸締りは、人生や生きる意味などを考えさせられる映画だと思います。

こちらでは、すずめの戸締りのテーマや成長について触れながら考察していきますので、是非ご覧ください。

すずめの戸締りの考察

映画のテーマは震災

「すずめの戸締り」の映画のテーマは、ストーリーの始まりから分かるように「震災」にまつわる内容が深く関わっていることがわかります。

震災に関する内容は少なからず「ショック」や「恐怖」を感じる方もいるでしょう。

映画に対する評価も「問題作」などと感じる方も少なからずいるため、賛否両論あることも事実です。

しかし、これだけリアルな映画を作ることは見る人にとっても作る人にとっても勇気のいることだったのではないでしょうか。

個人的な考察としては、よりリアリティのある映画を作ることで映画に対する影響力がどれほど大きなものであるかが分かるような気がします。

そして、「地震大獄である日本を救いたい」という監督の想いが込められているようにも感じます。

親を亡くしたすずめの成長

すずめは大地震による影響で4歳の時に母親を亡くしています。

そして、叔母である環さんに引き取られ一緒に暮らすことになりました。

17歳（高校2年生）という年頃は大人のように背伸びしたくなる時期・親に反抗したくなる時期など、いろいろな感情が入り混ざった時期です。

幼い頃に親を亡くし「かわいそう」と感じるすずめに対して、突然子供を育てなければいけない環境になり、試行錯誤しながら奮闘し続ける環さん。

どちらも自分と葛藤しながら成長する姿がとても深く心に残る映画であったと感じます。

生きる意味を見つける

すずめは普段の生活の中で過去のトラウマがありました。

母親を亡くし、常世に迷いこみ、成長した自分に出会い現在に戻ってこれましたが、「自分は一人だ」という弱さがどこかにあったのだと感じます。

本人が気づかないところで「自分の弱さ」と葛藤しながら、そして大人になるための葛藤と闘いながら自分の生きる意味を探し出すストーリーではないかと思います。

「自立する」ということは社会に出て経済的に自立することと、精神的な自立。

すずめ自身が過去の自分と向き合うこと、「自分は大丈夫」と思えること、心から笑えることで本当の自立を達成することができるのでしょう。

それが、草太との出会いであり、自分自身と向き合うことだったのではないでしょうか。

【すずめの戸締り】見どころ・おすすめポイントは？

美しいアニメーション

あの日の満月　🚪🗝✨#すずめの戸締まり #2023年9月29日 #2011年3月20日 pic.twitter.com/awaAdWNJvY

— 新海作品PRスタッフ (@shinkai_works) September 29, 2023

新海誠監督の映画は、美しいアニメーションが最大の見どころですよね。

木や花・空・水など、どれをとっても美しい・キレイの一言です！

今回の映画「すずめの戸締り」も美しいアニメーションには注目です。

豪華な声優陣

そして、もう一つは豪華な声優陣です。

新海誠監督の作品には何度も出演している花澤香菜さんや神木隆之介さんが「すずめの戸締り」にも出演しています。

花澤香菜さんが演じるのはすずめの母親・椿芽、神木隆之介さんが演じるのは草太の親友・芹澤を演じています。

花澤香菜さんは「すずめの戸締り」を始め「天気の子」や「君の名は。」など多くの作品に出演しており、神木隆之介さんに関しては「君の名は。」の主人公・瀧役を演じていました。

新海誠監督の作品で声優出演している花澤香菜さんをまとめた記事はこちらです。

ダイジンの行動

はじめのシーンでは、ダイジンはすずめと草太の邪魔をしていると思っていました。

しかし、本当は「すずめにミミズの場所に導いてくれていた」ということが分かります。

そして、ダイジンが要石に戻る決意をするシーンは本当に感動しました。

すずめの戸締りを見た人の中には、「ダイジンがかわいそう」という声も多く見られ、本当にそうだなと感じます。

かわいそうと言われる理由をまとめた記事がこちらになりますので、合わせてご覧ください。

【すずめの戸締り】みんなの評判は？

すずめの戸締り、当時を知る身からしたらガッツリ「当時を思い起こさせるシーン」が随所にあるのでそこは気をつけていただきつつ、いい話だったし映像は綺麗だし見たことない方にはぜひ一度見てほしいなぁ

— 🍎なんな🍎春コミ東5 つ29b (@nanna_underzig) March 1, 2024

「すずめの戸締まり」を見ました。なかなかに怖かったけど（※怖がり）、相変わらず映像が美しかったです。

ホストファミリーは感動で号泣でしたが、見るのが少し苦しかったです。ただ、大きな苦しみでも前を向き、かといって苦しみから逃げもしない。そんなことの大切さを改めて感じた気もします。

— Nao 響け2020のハーモニー (@Nao00976260) March 4, 2024

なぜ御茶ノ水の聖橋にたくさん人がいるのか、昨日新海誠監督の「すずめの戸締まり」を観てわかった。
ここはミミズが地下から抜け出して来た場所なんだ。
ミミズは日本列島の下をうごめく巨大な力で目的も意志もなく歪みが溜まればただ暴れ、土地も揺るがす。 pic.twitter.com/5sAGZJjBSZ

— 五三郎 (@masumexico) March 3, 2024

「すずめの戸締まり」、どうしても震災（特に3.11）の被災者にとってはしんどい映画だしそうでなくても重くてしんどい映画だけど、「愛」とか「未来」とかそういうものについて考えるには凄い良い映画　あと作画が綺麗（それは新海作品全般そうだよ）

— 刹那 (@setsuna215daisy) March 7, 2024

すずめの戸締りの考察まとめ

「すずめの戸締り」の考察は以下についてです。

まだ見ていない方、どんなシーンだったか忘れてしまった方は、再度見直してみてくださいね！

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