iPhone15が発売され、購入した方は自分でデータの移行を行う方も多いでしょう。
iPhoneのデータ移行は「クイックスタート」で簡単に移行することができますが、「移行した後の古い端末のデータはどうすればいいの?」と悩む方に向けての内容です。
データを移行した後に「このiPhoneを消去」という画面表示になります。
突然データを消去するか聞かれたら焦ってしまう方も多いと思います。
実際に自分でクイックスタートを行なった際に、データを消去してしまって失敗した経験をもとにご紹介します。
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iPhoneデータ移行後「データを消去」の表示が出た場合の対処法
iPhoneのデータを無事に完了したら「転送が完了しました」という表示があります。
これでデータは全て転送しているので、新しいiPhoneにデータが移行しています。
データ転送後に古い端末に「このiPhoneを消去」という表示が現れます。
データを消去することで、Apple IDやアプリデータなどが完全に消去され、安心して下取りに出すことができます。
しかし、転送してすぐに「iPhoneを消去」という表示が出て、戸惑ってしまう方もいるでしょう。
古い端末のデータを消去する前に確認することがあるので、すぐに消去するのはやめたほうがいいでしょう。
iPhoneデータ転送後に確認すること
iPhoneのデータを転送すると、「完全にデータが転送されすぐに使用することができる」というわけではありません。
新しいiPhoneに移行されたデータ(登録していたアプリなど)がきちんと移行されているのかを確認しなければいけません。
移行後に引継コードが必要な場合もあるため、古いデータを消去してしまうと引継コードが確認できない場合があります。
例えばLINE。
LINEはデータ移行後に、アイコンは表示されていてもLINEを開くと引継コードが必要になります。
また、SuicaやPASMOは古い端末のデータ削除と再登録が必要になります。
複数の端末での使用ができないため、いったん削除をし新しいiPhoneで再登録をしなければいけません。
引き継ぎが失敗すると、データを移行してもアプリが使えないので新しく登録し直さなければいけません。
iPhoneデータ移行後は元の端末のデータは消去しないが正解
古いiPhoneのデータをすぐに消去してしまうと、引き継ぎが不完全の場合があるのですぐには消去しないことがおすすめです。
データ引越後は、移行されたアプリを一つ一つ開ききちんと引き継ぎができていることを確認しましょう。
不完全のものや引き継ぎ設定が必要なものに関しては、きちんとデータが移行されるまで設定をすること。
また、古いiPhoneのデータが残っていればログイン情報を確認したりバックアップをしたりなどの対策をとることができます。
手動でiPhoneのデータを初期化する方法
- 設定
- 一般
- 転送またはiPhoneをリセット
- 全てのコンテンツと設定を消去
- このiPhoneを消去
こちらで消去が完了します。
下取りに出す場合は、データが消去されていることを再確認し電話帳など全ての内容がリセットされていることを確認しましょう。